● ビブリア古書堂の事件手帖
監 督 :三島有紀子
出 演 :黒木華、野村周平、成田凌
ジャンル:ドラマ
2018年 日本
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
栞子(黒木華)は内向的な性格なのに本に関することなら、スイッチがオンになり相手の気持ちと関係なくその知識をしゃべり続けます。
五浦大輔(野村周平)は活字が苦手なのにビブリア古書堂で働く(バイトで)ことになり、栞子と二人で栞子の持つ太宰の「晩年」の初版本を狙う悪人に対抗するのです。
【感想】
本が原作ですね。
私は最初の方しか読んでいないのですが、登場人物が皆魅力的で大輔に(早く栞子に告白しろと)イライラしたのを覚えています。
よく考えたら変な二人かもしれませんね。
眼鏡姿の黒木華が意外と綺麗。
ふらりと立ち寄った古書店の
カウンターの奥にこんな人がいたら…。
原作での設定が幾つか省かれたり変更されたりしたようですが、それも原作の良い部分だったように思います。
ミステリー的な感じが薄まってしまったのも残念でした。
もっと栞子さんの普通とは違う部分をしつこく出しても良かったのではとおもいます。
なんにせよ「初版本」とか帯の有り無しで価値が決まる、私には縁のない世界の話です。
もっとも「私小説」なんてジャンルもありましたね。
2019.08. ................ 傑作映画館の目次ページへ